こんにちは!バランスボールインストラクター・産後指導士のまちゃこです!
妊娠中から産後の女性の身体について解剖学・心理学・夫婦のコミュニケーションや現在の産後の女性を取り巻く環境などを学び、産後女性の心と身体を整えるための方法をトータルでケアし、女性の自立をサポートする資格です。
※一般社団法人体力メンテナンス協会認定
寝かしつけに困った経験のあるママは多いはず。
疲れて座ろうとすると、抱っこしていても泣き出してしまったり、せっかく寝かしつけたのに、置いたとたんにまた泣き出す。
「あ~また、立って抱っこか…。」
疲れている、眠れていないママたちがなんとか楽に寝かしつけがしたい!と試行錯誤している中に朗報が!!
「バランスボールが寝かしつけに良いらしい…」
今回は、バランスボールで寝かしつけってどうなの?
ほんとに効果があるの?
注意点はあるの?
などの皆さんの疑問にお答えし、注意点なども解説していきます!
バランスボールで寝かしつけするのは危険なの?
答えは「いいえ」です。
正しく座って、正しく抱っこして、正しく弾むことで、赤ちゃんの寝かしつけに使っていただくことができます。
ただし、効果は子供の状況にもよりますし、個人差もあります。
まちゃこ先生のエピソード
バランスボールの知識も何もなかった私が、長男を抱っこしてボールに座っていたことがあります。
あまりの寝不足から、抱っこしたままなんと私がウトウト!
私が寝かしつけられちゃった!
そして、転げ落ちてしまった経験があります。
何とか受け身をとって、子供も身体を打ったりしませんでしたが、近くに家具があったり、子供が怪我をしていたりしたらと思うと、危ないですよね。
どのような使い方が良いのかをしっかりお伝えしていきますので、正しく使っていきましょう!
正しく抱っこしていただき、やさしく上下にバランスボールで揺れる分には問題ありません。
揺さぶられっこ症候群とは、赤ちゃんの頭が激しく揺れるようにゆすったり、激しく高い高いをするなどの行為があった場合に起こります。
バランスボールで寝かしつけをする場合は、しっかりと首、頭を支えていただきますので、その心配はありません。
揺さぶられっこ症候群についてはこちらを参考にしてください。
バランスボールで寝かしつけの方法と注意点
1.ママ・寝かしつけをする人の準備
1.周りが危険ではないか確認
近くに危ないもの場ある、滑りやすい場所である、など危険がないように周りの環境を整えましょう。
2.なるべく裸足で
靴下などを履いていると、滑りやすいです。足元は裸足で行うのがベスト。
3.ママが眠くないか
3時間おきの授乳で、ヘトヘト。
今にも目が閉じてしまいそう…。
このような時は、ママが正しい姿勢で、正しい抱き方をキープすることが難しいですよね。
安全に使っていただくためにも、他の方に寝かしつけを変わっていただくようにしましょう。
2.赤ちゃんの寝かしつけ方&揺れ方
1.赤ちゃんを抱っこしてから座りましょう。
バランスボールを手でおさえて、ここでも危険のないよう、バランスボールの前から座ります。
②赤ちゃんの首と腰を包み込むようにして抱っこしましょう。
赤ちゃんのお尻が下がりすぎないよう、胸のあたりで抱きます。
この時縦抱きではなく、斜め抱き。横抱きよりも少し頭が高くなるようにします。
また、抱っこする人の手首や肩に力が入らないように肘や前腕を使って抱っこしましょう。(腱鞘炎予防)
③赤ちゃんと一体になり、身体にしっかりと引き寄せましょう。
④このまま上下にやさしく揺れていきます。
ママのお尻がバランスボールから離れない程度の、柔らかい揺れにしましょう。
2.バランスボールの座り方
座るときのポイントは3つ!
- 足
- 骨盤
- 肩
これだけ!
・足の裏をしっかりと床に付けます。
・膝の裏の角度か90度になるように座ります。
・膝が内側に入らないようにしましょう。膝とつま先の向きは外側を向けるのが良いでしょう。
※エクササイズを行うときは、足を腰幅よりも広めに開きます。
ですが、オフィスの場合ですと、女性はそれができない場合もあると思いますので、膝の向きに注意するようにしましょう。
骨盤は、ボール(または床)に向かって垂直になるようにしましょう。
肩の位置は耳の下に来るようにしましょう。
↓正しい姿勢についての詳しい記事はこちら
4.自分に合ったボールを選ぶ
ボールが大きすぎて体が不安定だったり、ボールが小さすぎる、お尻が沈み込みすぎるなどの場合は、体に負担がかかる可能性があります。
自分の身長や体格に合ったボールを選ぶ必要がありますね!
まとめ
寝かしつけって、本当に大変ですよね。
夜中授乳を終えて、赤ちゃんが寝なくて抱っこしていると、次の授乳まであと30分だ…。
なんてこともあると思います。
そして一緒に起きているママ・パパは、睡眠時間が少なくなり体力も限界に。
そんな時は、お助けアイテムでもあるバランスボールを正しく使うことで、赤ちゃんの寝かしつけをしていきましょう。
身体への負担もなるべく少なくして、育児を楽しんでいけるといいですよね!
私の友人も、出産準備グッズリストに入れておくと言ってたよ!
この方法がすべてのお子様に効果があるわけではありません。
また、ご自身の責任においてご使用くださいませ。
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