こんにちは、バランスボールインストラクターの村瀬です。
今回は、
「バランスボールの空気の量はどれくらいがいいの?」
「どこまでふくらますのが正解なの?」
という疑問に答えたいと思います。
バランスボールの空気量は、多すぎても少なすぎてもダメ!
なぜなら、運動の効果が変わってしまうからです。
この記事では、バランスボールを使って有酸素運動を行うためにはどれくらいの空気量が適切なのか、さらには、椅子として使う場合の適切な空気量についても解説していきます!
※このタイプはバーストタイプ(割れたときにはじけるタイプ)なので、安全面を考慮する場合、「ギムニク プラス」という種類のバランスボールを選んでいただくと良いです。
バランスボールの空気の量はどのくらいがベスト?
バランスボールに座って弾む場合
私が行っているレッスンは、バランスボールに座って「はずむ」ことがメインになります。
その場合に適したボールの大きさは「座った時に膝が90度になる程度」とお伝えしています。
【まずはOKな大きさ例から】

【こちらはNGな大きさ例です】


- 空気が入りすぎて「膝よりも上におしりがある」
- 空気が少なすぎて「座った時におしりが沈み込んでいる」
この場合は、空気の量を調節する必要があります。
なぜなら、バランスボールの大きさが適正でないと、ひざや太もも、足の付け根などに負担をかけてしまうことがあるからです。
なので、膝とおしりが同じ高さになるように、空気の量を調節してくださいね!
バランスボールを椅子として使用する場合
膝とおしりを同じ高さにして座る場合、グラグラしますよね。
そのグラグラしている状態で、落ちないように姿勢をキープすることこそ、バランスボールで体幹が鍛えられるといわれる理由です。
ある程度バランスボールに慣れている方は、弾むときと同じ大きさで大丈夫でしょう。
ですが、バランスボールに慣れていない、または初めて使う方は、少しだけ空気を抜いて使用することをオススメします。
なぜなら、おしりが少し沈み込むことで、ぐらつきが軽減されるからです。
それでも心配な方は、つかまれるもの(テーブル・椅子)のそばで座ってくださいね。
床におもちゃや尖ったものが落ちていると、バランスボールに傷がついたり破損につながる恐れがあります。
ご注意くださいね!
バランスボールに空気を入れる前に確認してほしいこと
まずは、「自分の身長にあったボールを選ぶこと」が大切です。
オススメのバランスボールはこちら↓

「数年前に買って押し入れにしまっていたもの」などは、劣化していたり、サイズが合わないことも考えられます。
傷などがあると、破損につながり、怪我の原因になることも!
- 空気が抜けないか
- ゴムが劣化していないか
- 形が不格好でないか
- 傷はないか
など念入りにチェックしてから使用しましょう。
バランスボールの空気の入れ方は?
バランスボールには空気を入れるための穴が開いていて、そこにピンを差し込んで空気が漏れないようにします。



ピンは爪で引っ張れば取れます。
でも、爪を切ったばかり、または傷めてしまうのが嫌な人は、クリップなどでピンを下からすくうと取れます。

空気を入れたら、素早くピンを差し込んで空気が抜けないようにします。
バランスボールの空気入れはなにを使ったらいいの?
ひとつふくらますだけなら、手動の空気入れがオススメです。
百均(百円ショップ)でも購入できますよ!
※手動の空気入れについてはこちら↓の記事に詳しく書いています。

自転車の空気入れで入れられるの?
通常の自転車用空気入れは接続部分が異なるので、バランスボールに空気を入れるのには不向きです。
ですが、空気入れによっては、接続部分を切り替えるための部品が付属していることがあります。
例えばこれとか!
接続部品さえ合えば、どんな空気入れでも使えますよ!
さあ、バランスボールで運動しましょう!
バランスボールに空気が入ったら運動していきましょう!
実はバランスボールで有酸素運動ができることはあまり知られていません。
その方法は、正しい姿勢をキープし、ポンポン弾むだけ。
とても楽しい運動ですし、あっという間に息が弾みます!
もともとバランスボールは、リハビリの器具として使われていたもの。
だから正しく使うことで、関節に負担をかけずに運動することができるんです。
また、天候に左右されず室内で有酸素運動ができることからも注目されていますよ!
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